― 年収150万円アップ転職で失敗した30代パパのリアルと立て直し方 ―
30代で転職に失敗すると、
「もう終わったかもしれない…」
「ここから人生どうすればいいんだろう」
本気でこう感じてしまう人は、本当に多いです。
僕も、まさにその1人でした。
年収は約150万円アップ。
数字だけ見れば「完全勝利」の転職。
でもフタを開けてみたら、
- 業界はまったくの畑違い
- まわりは新卒ばかりで中途は自分だけ
- 直属の上司とは相性最悪
- 毎日覚えることだらけで頭がパンク
- 通勤時間も伸びて心身ともにボロボロ
「せっかく年収上がったのに、なんでこんなに苦しいんだ…?」
そう思いながら、だんだんメンタルがすり減っていきました。
家ではついイライラをぶつけてしまい、
「家族のために転職したつもりが、家族を苦しめてるかもしれない」
そんな自己嫌悪で、さらにしんどくなる毎日。
でも、今だからハッキリ言えます。
30代で転職に失敗しても、人生はまったく終わりじゃない。
むしろ「ここからどう立て直すか」で、先の10年・20年が変わります。
この記事では、
- なぜ30代は「転職失敗=人生終わり」と感じやすいのか
- 年収150万円アップ転職で失敗した僕のリアルな体験談
- 転職に失敗したときの“最初の立て直しステップ”
- 次の転職で同じ失敗をしないための考え方
- 30代パパに合う転職エージェントの使い方
を、できるだけ等身大の言葉でまとめました。
スマホで読みながら、
「自分だけじゃないんだ」
「まだやり直せるんだ」
と思ってもらえたら嬉しいです。
30代で転職に失敗して「人生終わり」と感じてしまう理由
家族・お金・将来…30代は“守るもの”が一気に増える
20代の転職は、正直まだ気楽です。
「合わなかったらまた転職すればいいか」で済ませやすい。
でも30代になると、状況がガラッと変わります。
- 妻・子どもなど家族の生活
- 住宅ローンや家賃
- 車のローンや維持費
- 教育費・保育料
- 将来の貯金や老後の不安
こういった“守るもの”が一気に増える年代です。
だからこそ、
- 年収が少し下がる
- 思っていた仕事と違う
- 人間関係がキツい
こういうことが起きるだけで、
「もう詰んだかもしれない」と感じやすくなります。
でも、冷静に見ればこうです。
崩れたのは「今の家計バランス」であって、
あなたの未来や人生そのものが終わったわけではない。
ここを切り分けて考えられるかどうかが、立て直しの最初の一歩です。
SNSの「成功報告」がメンタルを削ってくる
SNSを開くと、こんな投稿が流れてきます。
- 「転職して年収100万円アップしました!」
- 「ホワイト企業最高。前の会社に戻りたくない」
- 「リモート勤務で家族との時間が増えた」
こういう投稿ばかりを見ていると、
- 自分だけ失敗している気がする
- 自分だけ取り残されている気がする
と、どんどんつらくなってきます。
でも、ここで覚えておいてほしいのは一つだけ。
つらい現状や失敗は、そもそもSNSに投稿されない。
- 転職でしんどくなった人
- メンタルを崩してしまった人
- 家族との関係がギクシャクして悩んでいる人
こういう人たちは、発信する余裕がありません。
「うまくいった人の声だけが目立っているだけ」
という前提でSNSを見ると、少しラクになります。
比べる相手は、周りの誰かではなく「昨日の自分」で十分です。
「30代の転職=ラストチャンス」という思い込み
「35歳転職限界説」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
この考え方は、ハッキリ言って今の時代には合っていません。
- 人手不足で30代の即戦力ニーズは高い
- 40代以降でもキャリアチェンジしている人は普通にいる
- リモートワークや新しい働き方も増えている
実際には、30代はまだまだ“選べる側”です。
30代はラストチャンスではなく、
「キャリアを本気で設計し直せるセカンドステージ」。
そう考えるだけでも、少し気持ちが変わってきませんか?
年収150万円アップ転職で失敗した僕の話
ここからは、僕自身の失敗談をそのまま書きます。
同じような状況の人に、「自分だけじゃないんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
年収だけ見て「ここしかない」と飛びついた
当時の僕は、運転手の仕事からの転職を考えていました。
- 上司が合わない
- このままの年収だと家計がきつい
- 家族との時間も取りづらい
そんな焦りの中で見つけたのが、
「年収150万円アップ」を約束してくれる営業職の求人でした。
正直、その数字だけで頭がいっぱいでした。
- 業界がまったく違うこと
- 本当に興味を持てる仕事かどうか
- そこで働いている人の雰囲気や文化
こういう大事なところを、ほとんど見ていませんでした。
今振り返ると、
「年収だけで会社を選んだ」のが一番のミスでした。
新しい業界、覚えることだらけ、まわりは新卒ばかり
いざ入社してみると、現実は想像以上でした。
- 完全に別業界で、知識ゼロからのスタート
- まわりは新卒や若手ばかりで、中途採用はほぼ自分だけ
- 専門用語も多く、覚えることが多すぎる
毎日が「勉強+同行営業+帰宅後も復習」の繰り返し。
35歳という年齢もあって、
頭では理解できても、
体力的にも精神的にもついていくのがかなりキツかったです。
直属の上司と相性最悪。半年間の同行でメンタルが限界に
営業職だったので、最初の半年くらいは毎日上司と車で同行でした。
この上司と、とにかく相性が悪かった。
- 指導はすべて「否定から入る」タイプ
- ミスをしたときの言い方がきつい
- 車の中ではずっと仕事のプレッシャーの話
逃げ場のない密室で、毎日のようにダメ出しをされる。
それが半年続くと、だんだん心が削られていきます。
「自分はなんてダメなんだろう」
「向いてないんじゃなくて、頭が悪いだけなんじゃないか」
こうやって、自分を責めるようになっていきました。
家族へのイライラ、通勤ストレス、そして心の限界
通勤も、
- バス+電車で時間がかかる
- 帰りが遅くなり、家族との時間が減る
という状態。
仕事のストレスを家に持ち込んでしまい、
何でもないことでイライラしてしまうことも増えました。
「家族のために年収を上げたはずなのに、家族に当たってしまう」
この矛盾に気づいたとき、正直、自分が嫌になりました。
結果として、メンタルがかなり削られ、
「このままここにいたら本当に壊れる」と感じて、
大きく方向転換することを決めました。
この経験から学んだのは、
「年収アップより“続けられる環境かどうか”のほうが大事」
ということです。
転職に失敗したときの“最初の立て直しステップ”
30代で転職に失敗したとき、
真っ先にやりがちなのが「すぐに次の転職先を探す」ことです。
でも、それをやる前に、順番があります。
Step1|今の生活と家計をフラットに把握する
まずは、お金の不安を“見える化”します。
- 今の手取りはいくらか
- 生活費の最低ラインはいくらか
- 削れそうな固定費はどこか
- 一時的に副業で補える余地はあるか
ノートやスマホのメモでOKなので、
ざっくりでもいいから数字を書き出してみてください。
「なんとなく不安」から
「このくらいならあと○ヶ月はいける」
に変わるだけで、メンタルはかなりラクになります。
Step2|心と体が限界なら“止まること”を最優先にする
僕のように、
- 朝起きた瞬間から憂うつ
- 会社を考えるだけでお腹が痛くなる
- 家族に優しくできない自分に自己嫌悪
こうなってきたら、それはもう限界サインです。
そのときにできることは、たとえばこんな感じです。
- 心療内科やメンタルクリニックに相談する
- 有給休暇をまとめて取り、まず休む
- 会社に休職制度があれば検討する
これらは「逃げ」ではなく、
壊れる前にブレーキを踏むための行動です。
心がボロボロのまま次の転職をしても、
同じ失敗パターンを繰り返すだけになりがちです。
Step3|パートナーには“事実→感情→今後”の順で話す
30代パパにとって一番つらいのが、
「家族にどう話すか問題」だと思います。
そこでおすすめなのが、
下のような話し方です。
- 事実
- 自分の感情
- 今後どうしたいか
たとえば、
「今の仕事が想像以上に難しくて、
毎日遅くまで勉強してもなかなか追いつけていない。
このままだとメンタル的にかなりきつくて、
正直、限界が近いと感じている。
だから、一度働き方を見直したい。
転職エージェントにも相談しながら、
家族の生活を守れる現実的な選択肢を探したい。」
こんなイメージです。
責められることがあっても、
それは「不安」から出てくる言葉です。
パートナーは敵ではなく、
「同じ船に乗っている味方」という前提を忘れないことが大事です。
Step4|現職を“続ける or 辞める”の判断軸を決める
感情だけで「もうやめたい!」と決めてしまうと、
後で後悔することもあります。
判断するときの目安は、ざっくりこのあたりです。
続けてもいいケース
- 人間関係が完全に終わっているわけではない
- 少しずつ業務が理解できてきている
- 相談できる先輩や上司がいる
- 体調はギリギリ保てている
早めに辞めることも検討したほうがいいケース
- パワハラや人格否定がある
- 体調不良(不眠・食欲不振・動悸など)が続いている
- 家庭に明らかに悪影響が出ている
- 業務内容が根本的に自分に合っていない
- 会社の将来性がどう見ても不安
僕の場合は、完全に後者でした。
「正しい意味で逃げる」のは、
ときに自分と家族を守るための大事な選択です。
次の転職で同じ失敗をしないための考え方
「次は絶対に失敗したくない」
そう思うなら、考え方を少しだけ変える必要があります。
求人票だけで判断しない
求人票は、基本的に“広告”です。
- いい部分だけ強調されている
- 残業時間や人間関係は見えづらい
- 実際の上司やチームの雰囲気は書かれていない
ここだけを見て判断すると、
僕のように「入ってからギャップ地獄」にハマります。
年収より「続けられる環境」かどうかを優先する
もちろん、お金は大事です。
家族がいればなおさら。
ただし、次の2つを比べたとき、
- 年収は高いけど、心身と家庭が壊れそうな職場
- 年収は少し低くても、長く続けられそうな職場
長期的に見て幸せになりやすいのは、
ほとんどの場合、後者です。
「いくらもらえるか」だけではなく、
「どんな顔で家に帰れるか」も大事な条件に入れてみてください。
自分の経験をきちんと棚卸しする
30代の強みは、「経験の厚み」です。
- 前職でどんな業務をしてきたか
- どんなトラブルを解決してきたか
- どんな人と一緒に働いてきたか
- 仕事以外で身につけたスキル(家計管理・副業など)
これらを紙やメモアプリに書き出してみるだけで、
「自分が思っていたよりできることが多い」と気づくはずです。
この棚卸しをしておくと、
エージェントとの初回面談もスムーズになります。
30代は一人で転職すると、また失敗しやすい
僕が転職で失敗した理由のひとつが、
「全部自分で決めようとしたこと」でした。
- 求人サイトだけで探す
- 会社の口コミをちょっと見るだけ
- 年収と通勤時間だけで判断する
これだと、見えていない「落とし穴」が多すぎます。
個人では分からない“会社の裏側”が多い
たとえば、こんな情報は
一般応募ではほとんど分かりません。
- 実際の残業時間や休日出勤の頻度
- 直属の上司がどんなタイプなのか
- 中途入社の人が続いているかどうか
- 営業所ごとの雰囲気の違い
- ここ1〜2年でどれくらい人が辞めているか
転職エージェントは、
過去にその会社へ人を送り込んだ実績があるので、
こういった「リアルな声」を持っていることが多いです。
年収交渉はプロに任せたほうがうまくいく
僕たち個人が、
会社相手に年収交渉をするのはかなり難しいです。
- 強く言いすぎて印象を悪くしてしまう
- 遠慮しすぎて、本来もらえる額を逃してしまう
どちらのパターンも、もったいない。
エージェントをうまく使えば、
- 希望条件をあらかじめ伝えておく
- その上で、担当者が企業と調整してくれる
という流れになるので、
変に気まずくならずに済みます。
ブラック企業を避けるフィルターとして使う
- 求人票では良さそうなのに、離職率が高い会社
- 上司のタイプにクセが強い会社
- 評価制度が機能していない会社
こういった会社は、
自分だけで見抜くのがかなり難しいです。
エージェントとの面談では、
「こういう会社は絶対に避けたい」という条件も
遠慮なく伝えてOKです。
「ブラックを避けるフィルター」として、
プロの目線を1つ入れておくイメージです。
30代パパにおすすめの転職エージェント
ここでは、30代パパと相性がいい代表的なエージェントを3つだけ紹介します。
※登録はすべて無料です。実際に使うときは、公式サイトから進めてください。
リクルートエージェント|年収アップを狙いたい人向け
- 求人数がとにかく多い
- 業界・職種の選択肢が広い
- 年収アップ転職の実績も豊富
「今より年収を上げつつ、転職先もきちんと選びたい」
という人に向いています。
特に、
- 営業職
- 製造業・メーカー
- サービス業からのキャリアチェンジ
このあたりを考えている30代パパには、
まず候補に入れておきたいエージェントです。
マイナビエージェント|働き方・人間関係を重視したい人向け
- 20〜30代のサポートに強い
- 中小〜中堅企業の案件も多い
- 働き方や社風を重視した提案が得意
「とにかくホワイト寄りの会社を探したい」
「人間関係で失敗したくない」
こんな人に合いやすいです。
担当者に、
- 残業時間の目安
- 有給の取りやすさ
- 中途入社の人がどれくらいいるか
このあたりを具体的に聞いてみるのがおすすめです。
doda|業界チェンジや未経験チャレンジをしたい人向け
- 求人紹介+スカウトの両方が使える
- キャリアチェンジの事例も多い
- 大手〜中堅企業まで幅広い
「今とは違う業界に行きたい」
「未経験の分野に挑戦したい」
こういう人は、dodaも一緒に使っておくと選択肢が広がります。
ポイントは、「どれか1社」ではなく、
2〜3社を並行して使って比較すること。
担当者との相性もあるので、
実際に話してみて「この人は信用できそう」と思えたところを軸にすると失敗しづらいです。
もう一度やり直したい30代パパへ
最後に、同じ30代パパとして伝えたいことをまとめます。
- 転職に失敗しても、人生は全然終わりじゃない
- 崩れたのは「今の家計」と「今の職場」との相性だけ
- 年収だけで会社を選ぶと、心と家族が壊れることがある
- まずは生活・心・家族との対話を立て直す
- 次の転職は、一人で抱え込まずプロの力を借りる
あなたが今、
- 仕事に行きたくない
- 家族に申し訳なくてつらい
- 将来が見えなくて不安
そんな状態でも、大丈夫です。
30代は、まだいくらでもやり直しがきく年代です。
このタイミングで一度立ち止まって、
「どんな働き方なら、家族と自分の両方を守れるか」
一緒に考えていきましょう。


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